赤ちゃんの寝返りで窒息事故!?パパママが絶対気をつけるべき対策

2022年3月26日

赤ちゃんと母親の手先日車でラジオを聴いていたら、プレパパとして聞き流せないニュースが飛び込んできました。

消費者庁の調べによると、1歳未満の赤ちゃんが、寝返りをした後戻れず窒息死する事故が多発しているとのこと。

その数なんと、2009年~2014年の5年間で160人。年間にすると32人の赤ちゃんが亡くなっているという事実。

赤ちゃんと生活しているご家庭では、他人事ではないですよね!?

今日は、赤ちゃんのためにもパパとママのためにも絶対に知っておいてほしい、最近増加している赤ちゃんの窒息事故の原因と対策をご紹介します。

0歳児の死亡事故の原因は就寝時の窒息が圧倒多数に

まずは毎日赤ちゃんと就寝を共にする新米パパママ向けに、知っておいてほしい事実をお伝えします。

下記の表は消費者庁により公開されている資料を抜粋したものなのですが、平成22年~26年の5年間の間の死亡事故について、年齢別の発生率を調査したデータになります。

1位 2位 3位 4位 5位
0歳 窒息(就寝時)
31.9%
窒息(胃内容物の誤嚥)
22.5%
窒息(原因不明)
11.0%
窒息(食物の誤嚥)
9.8%
交通事故
5.8%
1歳 交通事故
28.2%
溺水(浴槽内)
23.1%
窒息(胃内容物の誤嚥)
9.4%
窒息(食物の誤嚥)
7.7%
窒息(その他の誤嚥)
5.1%
2歳 交通事故
43.4%
窒息(胃内容物の誤嚥)
8.1%
溺水(その他原因)
7.4%
窒息(食物の誤嚥)
5.9%
窒息(原因不明)
4.4%
3歳 交通事故
36.6%
建物からの落下
16.1%
溺水(屋外)
8.9%
溺水(浴槽内)
7.1%
窒息(食物の誤嚥)
5.4%

 

出典:消費者庁ウェブサイト 子供の事故の現状について(消費者庁資料)平成29年10月30日
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/children_accident_prevention/pdf/children_accident_prevention_171031_0002.pdf

 

この統計を見ると一目瞭然。0歳の赤ちゃんの死亡事故の原因はほとんどが窒息死で、そのうち31.9%は赤ちゃんが寝ている間に発生しています。

具体的な数値で言うと、上記統計機関において、0歳児の就寝時の窒息事故の件数は実に160件

同じ窒息でも、食品による窒息死は49件、その他の物(玩具等)による窒息件数は19件。

この数値を見ても、就寝時の窒息について十分注意しなくてはならない事が解ります。

 

さらに、0歳児が就寝時に窒息死した原因をまとめたデータが消費者庁の資料にありました。

事故の原因 件数
顔がマットレスなどに埋まる 33件
掛け布団等の寝具が顔を覆う・首に巻き付く 17件
ベッドと壁の隙間などに挟まれる 13件
ベッドからの転落に起因する窒息 7件
家族の身体の一部で圧迫される 5件
ベッド上の衣類やクッション等で顔を覆われる 4件
その他、詳細不明 81件
合計 160件

出典:消費者庁ウェブサイト 0歳児の就寝時の窒息死に御注意ください!
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/161024kouhyou_1.pdf

あなたのちょっとした油断が、大切な赤ちゃんの命を危険にさらしている可能性があるんです。

 

なぜ、赤ちゃんが寝返りで窒息するの?

上記統計の通り、赤ちゃんの窒息事故の多くは家庭で就寝時に発生している事故です。

そして、赤ちゃんの窒息事故の原因として、以前からよく問題になっている理由が2つあります。

  • 赤ちゃんが寝返りをうった時にベッドや布団、枕といった寝具に埋もれて窒息してしまう
  • ミルクの後、げっぷをさせずに寝かせてしまい、もどしたミルクで気管をつまらせる

なかでも最近頻発している事故が、寝返り時に布団などの寝具に埋もれて窒息してしまうケースです。

 

赤ちゃんが寝返りをした時に窒息する危険が!?

赤ちゃんによって差はありますが、早ければ生後3ヶ月位から、平均すると5~6ヶ月ほどで寝返りをするようになります。

わが子の成長に喜びを感じるでしょうが、ここが注意してほしい重要なポイント。寝返りを始めたら要注意です。

 

ここで新米ママ・パパに質問。「寝返り返り」って言葉を聞いたことありますか?

はい、僕はこのニュースを聞いて初めて知りました…

 

寝返り返りが出来ない赤ちゃんは要注意!!

「寝返り返り」とは、読んで字のごとく、一度寝返りをした状態からもう一度寝返りをする。つまり、うつぶせ状態から仰向け状態に戻る寝返りの事をさします。

「寝返りが出来るんなら、寝返り返りも出来て当然でしょ!?」とか思いません?

はい、出来ないんですね、コレが。

 

もちろん、自然にできるようになる子もいれば練習してすぐに覚える子もいるでしょう。しかし、そういった赤ちゃんは少数派。

寝返りを覚えたての赤ちゃんがすぐに寝返り返りが出来るケースはほとんどありません。

ここで少し想像してみて下さい。

赤ちゃんが寝返りしたら当然うつむせぶせ状態ですよね?季節は冬場。あったかーい羽毛布団に低反発のマットレス。隣には可愛い赤ちゃん。コロンと寝返りをした赤ちゃんの顔が低反発のマットレスに埋もれて身動きが出来ずに…

記事書いてても、ちょっとゾッとしますね(--;

完璧に首が据わってない赤ちゃんは、自力で首を持ち上げることができません。

こうなると、もうどうしようもなくなってしまうんですね・・・

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赤ちゃんの寝返りをすると危険な環境とは?

大人目線では問題なさそうな環境でも、赤ちゃんにとっては危険がいっぱい…なんてことも。

すでに1歳以上のお子さんがいる家庭でも、「あ、うちもコレやってた」なんて事があるんじゃないでしょうか?

 

大人用の寝具(ベッド・枕等)で赤ちゃんを寝かせている

ちょっとの間だからといって、自分のベッドに寝かせたりしていませんか?

先程も少しお話しましたが、大人用の寝具の場合、その柔らかさ・重さが重大な事故に繋がるケースがあります。

 

寝返り返りが出来ない赤ちゃんは、一度顔が埋もれてしまうとどうしようもできなくなり窒息する危険があります。

いくら軽いとはいえ、大人用の布団は大人用です。寝返りをした時、運悪く頭から布団に埋もれてしまったら、鳴き声が聞こえないかもしれません。

赤ちゃん用の寝具はこのあたりをきっちり考慮し、安全に作られています。

マットレスなども少し硬めに作られているものが多く、掛け布団もかなり軽く作られているため極力窒息事故が起きないように配慮されています。

 

また、大人用の枕も赤ちゃんにとっては窒息の危険があるので要注意です。

ちょっとの時間だから大丈夫だろう。そんな甘い考えしてたりしませんか?

  • ちょっと電話がかかってきたから。
  • ちょっと近所のコンビニまでお買いもの
  • ちょっとシャワーを浴びに

窒息は、数分の間でも重度の障害が残る事があります。

その、ちょっとの時間。すごく怖くないですか?

 

ベッドの隙間にもご注意を

ほかにも気をつけてもらいたいのがベッドの隙間です。

例えばわが家の場合、寝室にはシングルベッドを2つ並べて置いていますが、毎日使用していると少しづつマットレスが動きます。

気がつけば、かなりのスペースが出来てしまってる事も。

愛猫ペンネは、喜んでその隙間に籠るのですが、赤ちゃんだとそうはいきません。

わが家のマットレスは約25cmほど。赤ちゃんくらいならすっぽり入ってしましますね…

また、マットレス同士の隙間だけではなく、ベッドと壁の隙間やサイドテーブル等、大人目線では何でもないスペースでも赤ちゃんにとっては危険がいっぱい。

常に赤ちゃん目線で危険が無いかを考えるようにして下さいね。

 

一番安全でオススメな窒息対策はベビーベッド

やはり、赤ちゃんの窒息を防止すると言う観点から言うと、ベビーベッドで寝てもらうのが一番安全です。

狭いわが家にベビーベッドを置くのは少し抵抗がありましたが、今になって考えると買って正解だったなと思います。

 

実はそこそこ大きくなっても便利に感じることがあるんですよ。ハイハイが出来るようになったり、つかまり立ちが出来るくらいになった時の赤ちゃんサークルとして、しっかりとした作りのベビーベッドなら安心して遊ばせておく事が出来ます。

 

例えば洗濯物を取り入れたり料理で手が離せない時、ママ一人でのお風呂やトイレ等、ちょっとした短時間であっても元気な赤ちゃんは動き回ります。そんな時に大活躍するのベビーベッドというわけです。

ちなみに国内に販売されているベビーベッドはスタンダードサイズ(120×70cm)と、ミニサイズ(90×60cm)の2種類が主流ですが、どうせ買うなら長く使えるスタンダードサイズのベビーベッドをお勧めします。

ミニサイズじゃなきゃ家に入らない!!ってなら話は別ですが、正直30cmくらいの差じゃそこまで変わんないですし、ミニサイズだろうがスタンダードサイズだろうが結局場所は取られます(笑)

ベビーベッドの下は収納になっているものが多く、オムツやお尻拭きなど色々収納できるので、意外と便利ですよ。

 

あと、実際に購入する際色んな店で現物を見て回りましたが、やはり国内で製造・組立されたものがしっかりしていて良いなと感じました。(実際にわが家で使っているベビーベッドも国内製造です)

物にもよりますが、比較的安価なものなら国産と海外の格安のものでもその差は10,000円~ほど。どうせなら、安心して使えるものを購入したいですよね。

そのベビーベッド、本当に安全ですか?(PSCマーク制度)皆さん、PSCマークと言う制度を御存知ですか?PSCとはProduct(製品)、Safety(安全)、Consumer(消費者)の略で、国が特定の製品に対し安全基準を満たしているかどうか確認し、その審査に合格したものにのみ表示できるマークです。
 
ベビーベットについては、団三者機関による検査が義務化されている「特別特定製品」に指定されており、PSCマークが無いと国内で販売する事は出来ません。
 
通常ベビー用品を販売している国内の店舗ではまず間違いなく表示されているはずですが、通販での購入時等念のためPSCマークを確認するようにしましょう。
【特別特定製品】PSCマーク
 
 
 

 

授乳時の添い寝、通称「添い乳」にも要注意

 
先程ご紹介した、赤ちゃんの窒息死の原因に「家族の身体の一部で圧迫される」というのが5件ありました。すでに授乳を始めているママには経験のある授乳方法かと思いますが、念のため説明を。

「添い乳」とは、その名の通りママが赤ちゃんと一緒に横になり授乳をする方法です。通常の授乳よりママの体に負担が少なく、赤ちゃんをそのまま寝かしつけられるのが大きなメリット。赤ちゃんが夜泣きを始めたので、そのまま添い乳で寝かしつけた…なんて経験、ありませんか?

しかし、この「添い乳」、うっかりウトウトして寝てしまったママが寝返りうって、赤ちゃんが下敷きになる…というケースが発生しています。

「添い乳」の状態だと、通常赤ちゃんはママの体の方に顔を向けています。ママのちょっとした動きで赤ちゃんの鼻と口がふさがると、わずか数分で窒息して命を落とす危険性があります。

出来れば添い乳をするときはうっかり寝てしまわないように旦那さんなどご家族の方の協力があればベストなんですが、一日何回も必要な授乳で毎回サポートが受けられるような環境の方は少数派だと思います。

一概にダメというつもりはありませんし実際問題難しいとは思いますが、一歩間違えば取り返しのつかないリスクがある…という事だけは理解しておいてくださいね。

クッションやぬいぐるみ・大人用の枕も窒息事故の原因に

猫好きの妻は、大量のぬいぐるみを持っています。それこそ、段ボール箱2箱くらい。(ほとんど僕がゲームセンターで取ったものですが)

大きいものなんて、僕の顔くらいの大きさがあるんですよね。

こんなぬいぐるみを赤ちゃんと一緒に置いておくと…まずいですよ、それ。

小さいぬいぐるみでも、赤ちゃんにとっては大きかったりするので要注意です。

 

クッションに関しても大人用寝具と同様、十分に気をつけなくてはなりません。

特に気をつけなくてはいけないのが、ビーズクッションのような手触りが良く柔らかいもの。

以前は無印良品のものが主流でしたが、最近はニトリやホームセンターでも販売されており価格もかなりお手ごろになっています。

ご自宅に置かれている方も多いかと思いますが、なかにはこのビーズクッションで窒息しかけた赤ちゃんもいるようです。

2人の子どもを育てている大阪・豊中市の箕浦恭子さんは8年前、当時生後4か月ほどだった長女が、布団と布団の間に挟まって危うく窒息しかける体験をしました。

箕浦さんの長女は当時生後4か月ほどで、寝返りができるようになったばかりで、和室に2つ並べた大人用の敷布団の上で、機嫌よく寝返りをして遊んでいました。
ところが、箕浦さんが隣のリビングでくつろいでいたところ、しばらくして和室の様子が何かおかしいことに気付き、様子を見に行くと、長女は2つの布団の隙間に挟まり、うつぶせの状態で顔を下に向けたまま身動きが取れなくなっていたということです。

出典:NHK NEWS WEB/1歳未満の子ども 就寝中に窒息死 5年で160人

実際わが家にもビーズクッションはありますし普段から愛用してはいますが、寝返り返りができない赤ちゃんは絶対にビーズクッションでは寝かせないようにしましょう。

 

窒息を防ぐため、大人用の枕は厳禁

大人用の枕についても十分な注意が必要です。

ベビー用品売り場で赤ちゃん用の枕を手に撮った事のある方はご存知かと思いますが、大人用の枕と比べて薄く、大人からするとこんな枕で大丈夫!?なんて思うかもしれません。

そもそも、新生児の赤ちゃんに枕は不要と言われています。

赤ちゃんはおママのお腹の中にいるとき、ずっと丸くなっていますよね?生まれたばかりの赤ちゃんも、背骨は丸まっている状態です。

このような状態で枕を使ってもあまり意味が無い…と言う理由のようです。

 

ちなみに赤ちゃんは3ヶ月前後で首が座り、5~6ヶ月で寝返り帰りが出来るようになります。

わが子は0歳では枕を使っていなかったんですが、寝相が悪かったのもあり枕は必要ないと思いました。

もちろん、大人用の枕なんてもってのほか。絶対に赤ちゃんには使わないようにしましょう。

 

親子3人、川の字で寝ている

就寝は親子3人仲よく川の字で…なんて光景、どこの家庭でもありますよね。

わが家もそんな感じで寝るんだろうな~とか考えてたんですけどね。かなり甘い認識だったと今では考え直しています。

親子3人川の字で寝ると言う事は、赤ちゃんは大人用寝具で寝ると言うこと。この点は先程お話しした通り。

ほかにも、親が寝返りをしたときに赤ちゃんが下敷きに…なんて事も。

もちろんある程度大きくなれば大丈夫なんですが、0歳の赤ちゃんに関しては十分気をつける必要があります。

 

大人用ベッドで寝るならベッドインベッドを

ママA
そんなこと言われても、わが家にベッド置くスペース氏とか無いし!!

ママB
それに、添い寝してなきゃウチの子は寝てくれないのよねぇ…

はい、実際ベビーベッドについての話になると必ず出てくるのがこの2つ。そんなベビーベッドを使っていない(使わない予定の)方にお勧めしたいのがベッドインベッドです。

「ベッドインベッド」とは、赤ちゃんと一緒に寝るときに大人用ベッド(寝具)の上に置く赤ちゃん用のベッドで、ベビーベッドには無いメリットが多々あり、ベビーベットを購入された方にもできれば準備してほしいアイテムです。

実際わが家でも、ベッドインベットは早い段階で購入しましたしね。

 

ベッドインベッドは場所を取らない

一番大きなメリットはコレ。ベビーベッドと比べて場所を取りません。

物によっては折り畳んで小さくできるものも多く、ママでも簡単に設置できます。

もちろんしっかりとした作りのものになるとそれなりにかさばるのですが、それでもベビーベッドほどではありません。

ベビーベッドと比べお値段がお手頃

サイズにもよりますが、ベビーベッドだと安い海外産でも15,000円はします。国産のものだと30,000円~って金額になります。

ベッドインベッドですと安いものだと数千円ほどからあり、出産前後の物いりな時期には非常に助かるお値段です。

 

お昼寝時の移動ベッドとして

実はわが家はベッドインベッドも購入し、普段のお昼寝時に大活躍してくれました。

二階建のわが家は二階にベビーベッドを設置。普段は一階で生活するので昼間子供を寝かしつけるスペースをどうするか悩みました。

そんな悩みを解決してくれたのがベッドインベッドと言うわけです。流石に2台もベビーベッドを買うわけにもいかないですしね。

ベッドインベッドは軽いのでママ一人でも十分持ち運びが可能。就寝時は大人のベッドに置いて添い寝、昼間のお昼寝はリビングで…なんて使い方も可能なのです。

 

オムツ交換にお座りサポートと多機能

おむつ交換用の防水シートがついていたり、高機能なものになると椅子に取り付けて赤ちゃんの固定用ベルトになったりと意外と色々用途があります。

正直、使い勝手と言う点ではベビーベッドより断然良いですね。

 

お出かけにも大活躍!!

実家に帰省したり、友達の家に遊びに行くような機会に意外とに役立つのがベッドインベッド。

特にハイハイもできないくらいの小さな赤ちゃんを連れていく時、寝かす場所が無いなんて事も多々あります。

ずっと抱っこひもの中じゃ赤ちゃんも可哀そうですし、何よりママが大変ですからね。

ベビーベッドより種類が多くお値段や機能も色々ありますので、生活スタイルに合ったベッドインベッドを1台ご購入される事をオススメします!!

 

高いベッドやソファーに寝かせる

高さのあるベッド(柵のあるベビーベッドは別ですが)ソファー等に寝かせていた時に赤ちゃんが転落する…なんて事も。

転落の際布団や枕に顔がうずまり窒息する可能性もありますし、転落による事故で最悪赤ちゃんが亡くなってしまうケースもあります。

ちょっとの油断が大きな事故につながりかねませんので、短時間でもこういった場所に赤ちゃんを寝かせるときは目を離さないようにして下さいね。

以前の記事で、ベビーベッドを買うかどうか悩んでいる記事を書きましたが、買ってよかったと今では思っています。

 

消費者庁も警告!!ベッドガードが赤ちゃんの窒息原因に!?

冒頭でご紹介した等計のソースである「消費者庁ウェブサイト 子供の事故の現状について(消費者庁資料)平成29年10月30日」にも記載されているのですが、

大人用のベッドに取り付ける幼児用のベッドガード(柵のようなもの)は、生後18カ月未満の乳幼児には絶対に使用しないでください。

柵とベッドの間に赤ちゃんが挟まり、自力で抜け出せず最悪窒息してしまうリスクがあるそうです。

実際に平成29年だけでも、0歳児の赤ちゃんが死亡する事故が2件発生しているようです…

ちなみに日本では、一般財団法人製品安全協会が定めた安全基準(SG基準)により、生後18か月未満にはベッドガード使用しない旨の表記を製品に行うよう義務付けされています。

 

赤ちゃんの寝返りで窒息事故を起こさないためのまとめ

2019年の出生数は92万1000人。5年間で160人の赤ちゃんが不幸な事故にあっているので単純な確率で言うとかなり低いのも事実です。

しかし、親の不注意で産まれたての大事な赤ちゃんが犠牲になるのは、親として耐えられないですよね?

少しでも窒息事故のリスクを減らすため、以下の事に気をつけましょう。

  • 一番は目を離さずにいること
  • 大人用の寝具(ベッド・枕等)を使わない
  • 可能であれば、赤ちゃんはベビーベッドで一人寝かせる
  • クッション・ぬいぐるみ・枕等危険なものを置かない
  • 常に赤ちゃん目線で危険が無いかの確認を

本当に、今回のニュースは身が引き締まる思いがしましたね。

皆さんも本当にお気を付けを。

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