初産で難産。無痛分娩・緊急帝王切開での計画出産体験記 -No1-

2016年11月18日

先日ブログで報告させていただきましたが、無事第一子が産まれました。

こちらもブログにも書いた通り、計画出産かつ無痛分娩にて出産。

しかし、初産で身長145cm・体重少なめで小柄な妻の出産では決して安産ではく、結果緊急帝王切開になるという難産でした。

あまり弱気な発言はしない妻ですが、内心不安に思う事は多々あったろうと思います。

また、僕自身出産の立ち会いに当たり、不安に思う事が多々ありました。

 

この記事は無痛分娩での計画出産にて我が子の出産に立ち会い、実際に見て・聞いて・感じた事を記載しています。

今出産予定日が近づいてきている方、今後出産の予定がある方、もしくはその夫の方の参考に少しでもなれば幸いです。

ちなみに計画出産(予定日より1週間ほど早く出産)・無痛分娩になった経緯については以下の記事をお読みください。

 

 

あ、もちろんレポートの掲載にあたり、妻の了解は取ってますよ。ご安心を(笑)

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出産前日~当日午前まで

10月21日 20:00 入院手続き

妻を車で病院まで送り届ける。病院は自宅から自転車で5分。街の産婦人科といった感じですが評判も良く、無痛分娩が選択可能と言う事も判断材料の一つでした。

病院に到着後すぐに着替えて診察を行うとのこと。20分くらい様子を見て、その間にスタッフの方から入院についての説明を受ける。

状況次第では「バルーン」と呼ばれる風船のようなものを子宮内に入れ、陣痛を促進するかもとの事。

血とかがダメな僕は想像しただけで恐ろしくなる(苦笑)

なお、実はこの時はまだ無痛分娩にするかどうかを決めていなかったのですが、陣痛がきつく我慢できないようであれば無痛分娩に変更は可能との事でした。

 

10月21日 21:00 院長の診察終了

診察が無事終わり、母子共に健康との事。赤ちゃんの心音についても異常は無いらしいが、胎内でかなり暴れていたらしい(笑)

 

お腹の息子、めっちゃ蹴ってくるんですけど(T◇T)

 

といつも言っていた妻。きっと足腰の強い子に育つんだろうな~と勝手に推測。

 

ここで妻の発言で今でも覚えているのが通称「指グリグリ」

簡単に言えば、子宮口の触診のことみたいですが。かなり痛かったらしい。

これは子宮を刺激して、陣痛を促進するのためにやるらしいけど、医療行為とはいえ夫としてはあんまり想像したくないシーンですね(苦笑)

ちなみに意外にも子宮口は少し空いていたらしく、しばらく様子を見る事に。

 

10月21日 22:00 就寝。陣痛の始まり?

診察終了後病室に通され、就寝。

ここからは僕自身は自宅に戻ったため、妻から聞いた話になります。

院長の通称「指グリグリ」のせいなのか陣痛なのかは判断がつかなかったらしいですが、軽い生理痛のような痛みが下腹部を襲っていたみたいです。

結局この段階では陣痛促進剤は入れていなかったのですが、下腹部の痛みは徐々に強くなっていったようです。

院長の話によると、この「指グリグリ」が刺激になって陣痛が始まる事もあるらしく、「あ~コレが陣痛なのかもな~」と思っていたようです。

 

10月22日 06:15 陣痛室へ移動

明け方、室内放送で部屋を移動してくださいとの指示が。陣痛室に移動し陣痛を待つという事らしい。

この病院の陣痛室は個室で、洗面・テレビ・付き添いの人向けのソファーなどが設置してあり、分娩室と隣接していました。
(病院によっては相部屋もあるそうです)

 

夜中は熟睡できるわけもなく、少し寝たら痛みで目が覚める…の繰り返し。

昼間妻の顔を見たとき、過去に見たこともないくらい疲労困憊しており見るに忍びない有様でした。

陣痛室に移動後、院長先生の診察が。子宮口の開き具合はそこまで進展がなかったらしく、結局バルーン(風船のようなもの)を子宮に入れることに。

さらにこのタイミングで陣痛促進剤を投与開始。妻の場合は点滴タイプのもので、以後点滴が無くなりそうになると追加で陣痛促進剤を投与。ここから徐々に陣痛の痛みが強くなってきたようです。

 

10月22日 08:00 朝ごはん

専属のシェフが朝ごはんを運んできてくれました。

事前のネット調査では、ご飯はとてもおしいとの口コミがあったので密かに期待していた模様。

ちなみにメニューはミックスサンド・コーンポタージュ・サラダの3品。朝ごはんで出産直前という事もあり、少し軽めの朝食とのこと。

サンドイッチが一口サイズにカットされており、食べやすくて良かったらしい。この辺りはどこの産婦人科でも気をつけているところなんでしょうね。

半分以上残したらしく、味については

 

痛みで全然覚えてない(T◇T)

 

だそうです。

 

10月22日 08:50 開院前の診察

食後、食器を下げていただいた後院長先生の診断。午前の診療が始まる前に診察に来ていただいたみたいですね。

子宮口はまだまだ開いておらず、このまま様子を見ましょうという事に。

 

10月22日 11:00 無痛分娩に切り替え

陣痛の痛みが尋常じゃなかったらしく、無痛分娩に切り替えてもらう事に。

この時僕は仕事で病院にはいなかったのですが、事前の妻との打ち合わせにより、妻の判断で我慢出来なければ変更するように伝えていました。

生理痛の強いものが5分間隔ほどで襲っていたらしく、これは耐えられないと妻は思ったようです。

 

無痛分娩のは麻酔は、背中の背骨の近辺に針を刺し、点滴によって投与されます。

おそらくですが、皆さん気になるのが針を刺すときの痛みですよね?

妻の場合、針を刺す瞬間は多少痛かったものの「えっ?この程度の痛み?」といったレベルだったそうです。

この辺りは、先生の経験によるところが大きいのかもしれませんね。

 

麻酔針を刺すよりきつかったのが、針を刺すときの体制。

ベットで体育会座りのように体を丸める必要があり、これがかなりつらかった模様。

そりゃお腹が大きい状態で体育会座りですからねぇ。針を刺すまでの短い時間ではあったようですが、妻が言うには「針を刺す痛みよりきつかった」そうです。

 

そのころ、胎内の息子様は定期的に妻のお腹を足蹴りしており、「元気な息子さんですね~」と助産婦さんに笑われていたらしい。

 

10月22日 12:15 妊婦の血圧が低い!?

陣痛室の血圧を測定する機械

午前中に仕事をやっつけ、昼からは病院にて付添いを開始。この段階ですでに無痛分娩に切り替えており、陣痛の痛み自体は大分ましになっていたようです。

しかし、前日からの睡眠不足と陣痛の痛みにより、顔色はかなり悪かったのを今でも覚えています…

さて、陣痛室では妊婦に色々な機会が取り付けられています。この時間は特に問題無く出産が進んでいたのですが、ちょっとした事が気になったりもするもんです。

定期的に助産婦さんが来てくれるんですが、「う~ん、ちょっと血圧低いのかなぁ。まぁ、大丈夫な範囲ですけど。」みたいな発言が。

隣の写真は実際に出産当日妻が付けていた血圧を測定する機械。次にこの助産婦さんが来てくれた時には正常値の範囲に収まっていたそうです。

正直、普段経験した事が無く、知識も少ないことなので色々と焦ってたんでしょうねぇ。

※写真は、助産婦さんの発言された時とは血圧の数値が別のタイミングで撮っています。

 

10月22日 12:30 気配りが嬉しい豪華な昼食

産婦人科の入院中の昼食僕が陣痛室に到着してまもなくお昼が箔ばれてきました。ちなみにメニューはと言うと…

  • おにぎり
  • 魚のムニエル
  • グラタン
  • ミモザサラダ
  • スープ

といった感じ。男性の僕から見てもかなりのボリュームが。

元々小食な妻ですが、出産直前で胃が内部から圧迫されている状況ではまともに食べる事ができませんでした。

おにぎり1個、サラダ半分におかずは1口づつ口をつけたくらいで残りはすべて僕の胃袋の中に(笑)

大変おいしゅうございました。

 

後で知った事ですが、出産直前の妊婦さんいは基本お米はおにぎりみたいですね。理由はサンドイッチの一口サイズと同じく、食べやすいから。

妻は白米よりもふりかけご飯を好むタイプなので、そういった点からもおにぎりはありがたかったですね。

 

さて、結構長くなってきたので今回はこの辺で。

次回、無痛分娩なのに痛がる妻。その理由とは!?

初産で難産。無痛分娩・緊急帝王切開での計画出産体験記 -No2-

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