初産で難産。無痛分娩・緊急帝王切開での計画出産体験記 -No2-

2016年11月25日

計画出産・無痛分娩で第一子の出産をした体験談記事も2弾目。

今思い起こすと出産に向け順調に進んでいたのですが、陣痛の痛みに耐える妻の顔を見ていたら、色々と心配にはなりましたね。

オロオロしたりみっともない事はしてなかったと思うんですけどね(笑)

この記事は無痛分娩での計画出産にて我が子の出産に立ち会い、実際に見て・聞いて・感じた事を記載しています。

 

今出産予定日が近づいてきている方、今後出産の予定がある方、もしくはその夫の方の参考に少しでもなれば幸いです。

なお、病院への入院から始まるパート1はこちら

初産で難産。無痛分娩・緊急帝王切開での計画出産体験記 -No1-

計画出産当日午後~分娩室に移動まで

10月22日 13:00 無痛分娩の麻酔追加

陣痛の痛みを測定する機械どうやら無痛分娩の麻酔が切れてきてたらしく、下腹部の痛みを訴える。

すぐに麻酔を追加で投与されましたが、コレがきっかけになったのか陣痛の間隔が少し早まった模様でした。

ちなみに隣に掲載してるこの写真、胎児の血圧と陣痛の痛み具合を測定する機械なんですが、無線で外測陣痛を別室でモニタリングしてるようです。

右の2ケタの数字が大きくなるにつれ、陣痛の痛みが増し苦しそうにする妻。
(00~99の間で変動し、痛みが来ると急速に数字が上昇します)

 

実はこの「痛み」、無痛分娩の妻は陣痛の痛みではありません。では、どこが痛いのかというと「肋骨」。

胎児でお腹の中が圧迫されているらしく、生理痛のような陣痛の痛みはほぼなかったものの、肋骨や胸の周りはずっと痛かったようです。

※このあたりは個人差があるかと思われます。肋骨については身長が小さい妻の個人差が影響してるのもあるかと。

 

10月22日 13:45 内診の時間。水分補給を忘れずに

助産婦さんの内診の時間。毎度のことですが、陣痛室から閉め出されるのがちょっと悲しい。(;_;)

診察の結果、子宮口は5cmほど開いており、もう少しで子宮口に詰めているバルーン(水風船)も出てきそうとの事。

「いよいよ出産の瞬間が近づいてきてるんだなぁ」とかこの時は考えてました。

が、まだ息子と対面するまで9時間はかかるんですけどね…

 

ちなみにこの時の助産婦さんに、「奥さんスポーツしてた?心拍数が少し低いんだけど?」と聞かれる。

確かに妻は中学は陸上部、高校は剣道部に所属。そんなことでもわかるんだなぁ~と感心する。

水分をしっかり摂らせるようにと指示を受けて今回の診察は終了しました。

 

10月22日 14:09 無痛分娩でも痛む肋骨

先程の助産婦さんからの指導もあり、妻に水分を摂るように勧めてみたんですが…

はい、飲んだらすぐに気持ちが悪くなりましたorz

この時事前に出産を経験した友達に薦められていた、ペットボトル飲料の口に付けれるストローを利用して給水してたんですよ。コレがあると寝ながら水分補給ができるってね。

基本は横になってる状態ですので、水分補給のために毎回起きるのはかなり面倒だし辛い。そういった苦労を軽減する意味で非常に大活躍だったんですが、この時は横になっているのが気持ち悪かったみたいですね。

座って待機するのもしんどいみたいですが、肋骨の痛み(圧迫感)については座っている方が楽みたいですね。

無痛分娩なので陣痛の痛みはほぼ無いはずなのですが、どうやらこの肋骨の痛みは別のようです。

 

一応先生に相談してみましたが、「うん、それの痛みは仕方ないんだよね…」と言われる。

「ただでさえ無痛分娩で痛みが軽減できてるんだし、そこまでぜいたくは言えないよね」

と妻のお言葉。頑張れとしか言えない自分がちょっともどかしい。

 

10月22日 14:17 陣痛促進剤 スピードUP!?

無痛分娩の点滴の写真ほどなく助産婦の方が再度来られ、陣痛促進剤の点滴の速度を上げるらしい。つまり、陣痛促進剤の量を増やすってことですね。

助産婦さんに聞いたところ、陣痛促進剤は人によって効きが違うらしく、過剰投与はリスクがあるので母体と赤ちゃんの様子を見ながら徐々に増やしていくらしい。

もうこの状態じゃお医者さんに任せるしかないんですけど、リスクとか言われたらちょっとだけビビりますよ!?

すぐにスマホで陣痛促進剤やら無痛分娩について調べまくってました(笑)

 

10月22日 14:40 ついに破水!! …破水?

いつもの定期診察のお時間。今回は先生と助産婦の2人で来られる。

やっぱり閉め出されて陣痛室の外で待機。どうせすぐ出てくるだろうと思ったら今回は20分ほどの長丁場。

陣痛室から出てきた先生が丁寧に現状を話してくれました。要約するとこんなかんじ。

  • 子宮口の触診(通称:子宮口グリグリ)で、ちょっとだけ破水したとのこと
  • でも、子宮口のバルーンはまだ出てきてない(この時開き具合は6cm)
  • 少し陣痛促進剤の効きは人それぞれだけど、もう少し時間がかかるかも

破水と聞いた時は「いよいよかっ!?」って思ったんですけどね。まだまだ先は長いのかな~とか感じました。

13時の段階で子宮口は5cmほど開いてて、もうすぐバルーンが抜けるかもね~なんて話をしてたんですけどねぇ。

 

あと、妻に聞いたんですが、無痛分娩用の麻酔の点滴が切れる時間を確認していた模様。

切れたら切れたでこちらから連絡はしますが、しっかり仕事してくれてるような気がして個人的には嬉しかったですね。

 

10月22日 15:15 お腹の張りと一緒に肋骨も…

破水の影響なのかな?お腹まわりの張りがきつくなってきたようです。それに伴い肋骨の痛みもUP。

ちなみに妻が言うには、「体の内側から肋骨をえぐられるような何とも言えない痛み」

だそうです。流石に経験したことないし、想像もつかないですね…

特に意識はしてなかったんですけど、これくらいの時間から妻のお腹をさするようにしてました。

 

10月22日 15:35 義理の両親が到着

妻の実家はわが家から車で10分ほど。病院もほぼ同じ時間で移動できるため、妻の容体を随時メールで報告。

先程の破水(ちょっとだけですが)の話を聞いて、そろそろかと病院に来られました。

 

到着後先生から聞いた情報を伝えると、「栄養と水分補給を兼ねて、ゼリー飲料飲ませて見てはどう?」との意見が。

そういえば、友達の出産経験者の子が「ヴィダーインゼリーいいよ~」とかいってた事を思い出す(--;

あわてて一人コンビニに買い物に行く事に。

 

10月22日 16:00 子宮口は7cm。順調に進んでいますが…

ヴィダーインゼリー、やっぱり良かったみたいです。喉も乾いていたみたいでちょうどよかったです。

買い物に出かけている最中に診察があったらしく、順調に進んでいるとの事なんですが、破水はまだ完ぺきじゃないみたいなんですよね。

妻も1日寝てないし、今日中に無事出産できるんだろうか?

そんな不安が若干頭をよぎりました。

 

10月22日 16:20 陣痛促進剤スピードUP(2回目)

助産婦さんの診察後、陣痛促進剤の点滴速度をあげる処置が行わる。

ほどなく陣痛が4分間隔に減少。最終的には1~2分くらいになるらしいんですが。その2分が果てしなく遠く感じる…

気が付けば、陣痛促進剤を投与してから10時間くらい経過してるんですよね~。何気なくスマホで調べると、出産まで10時間を超える事はザラで、初産の場合は特に長くなる傾向が多いらしい。

まだ10時間なのか…計画出産なんだから、もう少し楽にお産が出来てもいいのになぁ…

とか考えてました。

 

このタイミングで、「もう少し時間がかかりそうなので…」と妻の両親は一旦帰宅されました。

陣痛室はそこまで広くないし、正直そばにいても出来る事があまりないので気を使ってくれたみたいです。(^^;

まぁ、車10分ですぐこれる距離なので、進捗あったら連絡しますと伝えておきました。

 

しかし、僕は妻の両親と会話するのは何の苦痛もなく、義母にいたっては妻より僕の方が信頼を得てると言ってくれるので楽なんですが、普段から交流が無いといらない気遣いをするんでしょうねぇ…

個人的には、相手の親とは仲良くしておく事をオススメしますよ?

次回はいよいよ出産です。

いきなりの破水から怒涛の緊急帝王切開まで。僕が予定になかった分娩室への立ち会い等、パパ目線の意見も色々とお伝えしますね。

http://kj-bf2.sakura.ne.jp/cms/birth-report03/

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