【大阪近郊での猫の里親探し】久しぶりに猫の幼稚園へ行ってきた

2016年8月22日

相変わらず残暑が厳しい8月の21日。僕たち夫婦と友人一人は新大阪のとあるマンションの一室で…

ひたすら猫をモフモフしてました!!

ここは新大阪にあるNPO法人、猫の幼稚園さんの一室。わが家の愛猫、ペンネ(旧名:ゆきち)が在籍(保護されていた)していた幼稚園です。

NPO法人 猫の幼稚園とは

過去の記事でも書いていますが、猫を飼うのは妻と結婚するためのマニュフェストでした(笑)

初めはアメリカンショートヘアーを飼いたいとか言ってた妻ですが、どんな猫でも可愛いんだしどうせなら保護猫で可愛い子を探そうよと言う事に。

そんなとき、NETで調べて目に留まったのが「NPO法人 猫の幼稚園」でした。

 

NPO法人 猫の幼稚園は新大阪にある保護猫の預かり所です。

心ない飼い主や無責任なブリーダーに捨てられてしまった猫や、行政の処分を免れた猫。

さまざまな理由で行き場の失った猫を保護し、終生飼育してくれる優しい里親を探す事を目的とされています。

里親募集活動の軌跡

2004年、理事長の伊與田さんが個人のボランティアとして活動を開始。

個人で運営されている間に第一種動物取扱業登録・第二種動物取扱業登録を取得されております。

NPO法人としての運営は2年ほどですが、逆に言えばそれまでの8年間は理事長の伊與田さん個人での運営。

ちなみに猫の幼稚園の所在地は、なんと理事長の伊與田さんのご自宅兼事務所!!

日々猫と生活を共にしながらの日常に仕事。いくら猫が好きとはいえ、並大抵の覚悟で出来る事ではありません。

里親になるまでの流れ

猫の幼稚園では、里親になるまでのステップとして授業参観お見合い会という2つの工程に分かれています。

猫の授業参観

猫の幼稚園の子猫たち毎週土日・祝日の14:00~18:00に開催される授業参観。里親希望に関係なく、猫との触れあう場を設けられています。

参加するのに特別予約は必要ナシ。会費として一人1,000円(子供500円)の費用がかかりますが簡単な飲み物・お菓子が出て時間はオープン時間内なら特に制限はナシ。

この写真は子猫専用部屋にて猫釣りをしている様子。まさに入れ食い状態♪

写真に写ってませんが、周囲には合計20匹近い子猫が!!

そこらの猫カフェより満足度は絶対高いと思いますよ?

後記する「お見合い」が立て込んでる場合、15:30からのスタートとなる事がありますので、必ず公式ブログにてご確認ください。

猫とのお見合い

授業参観で気にいった猫が見つかったらお見合いへ移行です。

開催時間は授業参観と同じ。アンケートに記入後、保護主さんや理事長から里親を希望する猫の生い立ちや性格といった情報を聞いたり、双方の条件のすり合わせを行います。

また、猫と触れ合って最終的にその猫の里親になるかどうかの判断する…といった感じですね。

正式に里親になる事を申し出ると、なんと自宅まで園児(猫の事ですよ?)を送りとどけてくれます。

ほんと、その責任感の強さに頭が下がります…

わが家のペンネの場合は初回は授業参観。二回目の授業参観でペンネを見つけ検討に。翌週正式にお見合いをして畳と契約へ…といった流れでした。

絶対、平日にアポなしで訪問しないで!!

土日・祝日に授業参観が開催されている時は全然問題ないのですが、絶対に平日アポなしで猫の幼稚園へ押しかけないでください!!

先程も記載しましたが、猫の幼稚園の所在地は理事長の伊與田さんのご自宅兼事務所です。

開放日以外に来られても、まともに対応できないどころか迷惑以外の何物でもありません。

質問等がありましたら直接伺うのではなく、公式HPに記載しているメールにて問合せをしてみてください。

 

大事なことなのでもう一回。

絶対に平日アポなしで猫の幼稚園へ押しかけないでくださいね!!

なぜ、猫の幼稚園で里親になろうとしたのか?

じゃれる猫の幼稚園の子猫里親募集の猫を探すにあたって、多数のWEBサイトを見て回りました。

その結果、他のサイトを批判をするわけではありませんが、猫の幼稚園さんが一番猫との距離が近く、温かみを感じたのが一番の理由です。

猫を譲渡したい方、里親になりたい方の双方をつなぐシステムを提供しているサイト。

里親事業の運営目的より収益目的であるように見受けられるのサイト。

これらが悪いと言っているわけではありません。

ただ、保護猫に対する姿勢というか、一番猫のために動いてらっしゃるなと感じたのが猫の幼稚園さんでした。

 

先日お邪魔した時も、常連の方が新しい猫の里親になるべく授業参観に来られていたようです。

実際僕たち夫婦も、理事長の伊與田さんをはじめ理事の方々の猫に対する姿勢や雰囲気を目の当たりにし、理屈ではなく気持ちで「この猫の幼稚園のお世話になろう」と考えるようになりました。

猫の幼稚園の趣旨に賛同したから

猫の幼稚園のHPのTOPには、以下のような文章が掲げられています

■人も猫も幸せに
大好きな猫達が苦しむのはイヤ、
だから不幸な野良猫をなくしたい、捨てられた仔猫を救いたい。
優しい家族の元で終生幸せに暮らせる猫達を増やしたい。
その先には、いつか殺処分が無くなります様に。
そう願って、保護活動を続けています。

  • 私達は只やみくもに保護すればいいとは思っていません。地域の方の理解と協力を得られる様、餌場や排泄跡の清掃を徹底する事や、避妊去勢して一代限りの生を全うして貰う事は、とても重要な事だと考えています。
  • 地域猫の避妊が間に合わなかったり、心ない飼い主に捨てられてしまった仔猫達や、行政の処分を免れた猫達・人慣れしていて外で暮らすには危険な猫達は、出来る限り保護して里親探しに尽力したいと考えています。
  • 猫飼いさん達には完全室内飼育の徹底と、避妊去勢の大切さを是非知って頂きたいと願っています。

出典:NPO法人 猫の幼稚園

 

僕も子供の頃ウサギを飼っており、小学生の頃は飼育部の部長なんてポジションも経験しました。

これらの経験は、幼少期の僕にいい影響を与えたと考えています。

今後生まれてくる自分の子に生き物を大事にする心を育んでほしい。また、自分自身も命の大切さを再確認する。

そんなきっかけとなる環境を与えてくれた場として、今では本当に感謝しています。

あなたも里親になってみませんか?

昨今の猫ブームで様々な猫がペットショップに陳列される中、身勝手な人間の行動により行き場の失った猫の達がたくさんいます。

もし、貴方が猫を飼いたいなと思ったら、猫の幼稚園の事を思い出してみてください。

そして、ぜひ猫の幼稚園に行って、園児達と触れ合ってみて下さい。

スポンサーリンク